鹿児島と西郷隆盛とコテンラジオ
2026年5月20日(水)

コテンラジオのリスナーでありクルーとしては
いつか聖地巡礼をしたいと思っていた夢が叶い
耳で聴いた西郷隆盛を鹿児島で巡ってきました。
4月に上野公園で西郷隆盛像を見ていたのですが
今回もスタートは西郷隆盛像から始めました。
城山の麓に立つ身長5mの陸軍大将制服姿の像でした。
日射しは暑いけど歩いて巡ることにして鶴丸城趾から
私学校跡に向かうと、石垣に残っている銃弾の痕が
政府軍の攻撃の激しさを無言で物語っていました。
急な坂を上った南洲墓地に西郷隆盛の墓がありました。
最後まで共に戦った桐野利秋や村田新八、別府晋介など
の墓の他にもたくさんの兵士のお墓が並んでいました。
配信でも聴いたとおり境内に勝海舟が詠んだ
「ぬれぎぬを 干そうともせず 子供らが
なすがまにまに 果てし君かな」という歌碑もあって。
コテンラジオの西郷隆盛編で江戸城無血開城に
向けて勝海舟とやりとりしていたあの場面は
聴いていてワクワクしたなぁと回想しました。
お墓参りを済ませてから城山に向かう途中に
「西郷隆盛終焉の地」という碑がありました。
「晋どん、もうここらでよか」と言った地でした。
600mほど歩くと最後に過ごした洞窟がありました。
音声でしか知らなかった歴史の舞台に実際に立つと
想像していたよりかなり小さかったのに驚きました。
城山の頂上に西南戦争の薩軍大本営跡の碑があったのですが
駐車場の売店のオバちゃんに教えてもらわなかったら
ドン広場の奥にある藪の中は見つけきれなかったでしょう。
城山から島津斉彬が祀られる照國神社に降りて
参詣すると回廊でやっていた「日本の近代産業が
誕生した鹿児島」という展示に出会えました。
写真と解説が上下に並ぶ構成の全24テーマは
音声コンテンツで聴いて抱いていたイメージに
映像資料も加わったことで深みを増してくれました。
本や音声だけでも歴史は十分面白いですが
実際にその土地を歩いてみると、頭での理解から
肌感覚レベルで感じられるようになりますね。
ちなみに今回はガイドを見ていて月照という名前を
見つけて、思わずゆかりの地まで歩いて行って
入水したエピソードを思い出して浸ったりもしました。
配信を聴いて親しみを持った西郷隆盛という歴史上の人物が
実際にそこに居たゆかりの地を歩いて巡っていくうちに
生身のリアルさを感じられるようになった鹿児島訪問でした。