知恩院の御忌に涼風が吹く

2026年4月21日(火)


総本山知恩院で行われる法然上人の御忌大会の
日中法要にお世話になっている大先生が唱導師を
される案内をいただいたので随喜参列してきました。

今月初旬に増上寺での御忌に出仕しましたが
知恩院は下旬なので暑いだろうと思っていたら
青天に恵まれたのにカラッとしていて助かりました。

増上寺での御忌は三段階ある衣の色によって
それぞれの色ごとの整列場所に並んだ人の順で
歩き順というか座席順が決まる習わしですが。

知恩院の御忌は一般の坊さんは僧侶としての
位階というか序列ごとに叙任された順に加えて
僧侶になった順さらには北から南への順番でして。

典謁さんに旧国名と寺院名を読み上げられたら
一人ずつ集合場所に歩んで出ていって順番に
整列することで座席順が決まる習わしです。

たとえば私の場合は出勤の受け付けをしたら
座席順を整えた調読帳を典謁さんが読み上げて
「安芸国・妙慶院」と呼び出されるわけです。

今回の唱導師である大先生は僧侶の養成道場や
僧侶になってからの修練道場に加えて布教法話の
指導者もされていたので教え子が大勢いらして。

そうした役職の関係でご縁のある方も多いので
全国各地から随喜して出勤されるお坊さんが
整列場所からあふれるほどたくさんおられました。

並んだ順で大殿に入っていって席に着いたところ
向かって右側の前から2列目の一番奥だったので
お導師さまがよく拝見できるありがたい席でした。

この御忌大会は法然上人の遺徳を偲ぶご法事ですが
出勤僧侶の集合場所である集会堂には今月9日に
新たに阿弥陀さまがご本尊として迎えられたところで。

法然上人のお側に付き随っていたお弟子の源智さまが
法然上人が亡くなられた年に発願して造立されたもので
最近浄土宗にお迎えすることになった阿弥陀さまです。

法然上人の亡くなられた跡地に建てられた知恩院に
祖師報恩の阿弥陀さまをお迎えしたばかりの御忌大会で
境内を吹き抜ける風も涼しくてありがたいご縁でした♪