夢のなかで微笑んでくれたこと
2026年4月11日(土)

大切なひとを亡くしたあと夢に出てきてくれた
と嬉しそうに話してくださる方がある一方で
私には出てきてくれないと嘆く方もおられます。
夢ででも再会したいと望んでいる方もありますが
夢に出てこないのはきっと安心して見守っていて
くれているのでしょうとおっしゃる方もおられます。
昨日のブログに書いた雨のなかでの納骨のあと
立ち話をしているとき「あの人はよく夢の中に
出てきてくれるんですよ」という話を伺いました。
伴侶の方は亡くなられたあと割とよく夢に出て
きてもらっているようでしたが、お子さまたちは
夢で逢いたくても出てきてくれないと不満そうでした。
大切なひとが亡くなられて七回忌が近づいてきて
ようやく納骨しようという思いが定まったころに
あらためて伴侶の夢に現れてくださったそうです。
その夢のなかでは在りし日と同じくご自宅の
食卓で生前と同じ場所に同じ様子で座っていて
こちらに顔を向けておられたということでして。
何か言葉をかけてくれるわけではなかったけど
ただニコッとやさしく微笑んでくれたのを見て
「ああ納骨しても大丈夫なんだ」と思えたそうです。
その話を伺って、大丈夫だから安心していいよと
夢のなかに現れて笑顔を見せてくださったのかも
しれないなぁと感じて心がほっこり温かくなりました。
お子さまも夢で再会したいと思っておられるので
「夢に現れなくてもあなたなら大丈夫と思って
くださっているのかもしれませんね」と申しあげました。
すると「そうなんですかね…」とおっしゃったあと
少し間があってから「そうなのかもしれませんね」と
少し残念そうな表情で言葉を紡ぎ出されていました。
大切なひとと再会する夢をご覧になるのもならないのも
どちらがいいとか悪いというものでは決してなくて
人それぞれにさまざまなご縁があっていいのだと思います。
いずれにしても、こちらから想いを寄せていることは
確かに大切なひとの心に届いていることでしょうし
仏さまと一緒に見守っていてくださることでしょう。
大切なひととまた逢いたいというそのお気持ちを
これからも大事にしていただけたらありがたいですね。