オンラインでビブリオ読書会-13

2026年3月31日(火)


今月のオンライン読書会に参加してきました。
持ち時間5分で本について語るビブリオ形式で
今回は3人が推しの本をそれぞれ紹介しました。

少し前に紹介されて読んだら興味深い内容で
文体もとても魅力的だし読みやすかったので
一気読みした古賀史健さんの本を紹介しました。

タイトルの『集団浅慮』という言葉が気になるし
副題の「優秀だった男たち」はなぜ道を誤るのか?
にも興味を惹かるしで、思わず手に取りました。

中身は少し前にフジテレビで問題になった件の
第三者委員会調査報告書を読み解いて時系列に
則ってわかりやすく解説してくれている内容です。

問題の原因を追及するとき誰かを責めるという
わけではなく、問題が起きてしまった背景には
どんな構造があったのかを追及したものでした。

「自分は差別もハラスメントもしていない」という
全ての人へ、と帯にあるのはまさにその通りで
問題の関係者が自分とほぼ同じ世代なんですね。

振り返るとここまで大問題にはならなかったけど
これと似たような案件は周りでも見たり聞いたり
したことはなきにしもあらずだなぁと思うので。

自分には関係ないことだと切り捨てるのではなく
他人事ではなく自分にも起こり得る可能性はあるので
道を誤った構造的原因は知っておく必要がありますね。

ちなみに、大失敗となったアメリカの歴史的に
重大な政策決定の事例を検証して、集団決定の過程を
解き明かした本『集団浅慮』を参照したものだそうです。

価値観が激動する昨今は、価値観のアップデートが
必須なのでビジネスパーソンだけでなく坊さんにも
読んでおくことを強くオススメしたい一冊でした。

他の人のオススメ本は仲正昌樹著『今こそアーレントを
読み直す』と若菜晃子著『旅の断片』だったのですが
どちらも興味をそそられて読みたくなる本でした。

少人数で時間が余った分だけおしゃべりも楽しかったし
自分では辿り着けない本を興味深く紹介してもらって
知らなかった本とも巡り会えた充実した読書会でした♪