久々に会う両親の変化に途惑う

2026年3月18日(水)


実家に帰るたびに両親が老いて衰えていくのを
見るのが忍びなくてしんどくて心を痛めているけど
どうしたらいいでしょうかという相談がありました。

実家にいた頃は毎日親と顔を合わせていたから
特に意識することもなく過ごしていましたが
離れて暮らすと半年や一年ぶりに会うことになります。

そのため前に帰省したときとの違いが目について
老いたなぁとか衰えたなぁと感じてしまって
なんとも言えぬ切ない気持ちになるのだそうです。

親に会いたいし帰りたい気持ちはあるけれど
帰るたび変わっていくのを見るのが怖いという
自分のなかの途惑う気持ちにも苦しんでおられました。

けれど老いていくことは誰にも避けられないし
日々ご両親も自然に歳を重ねておられるだけで
なにも急に変わってしまったわけではありません。

実家を出て親元から離れて暮らしているからこそ
半年や一年という時間での変化が目に映るだけで
本当は毎日みんな少しずつ移り変わっているのです。

そうしたご両親の変化を見るのをつらく感じるのは
それだけご両親が大好きだということの裏返しで
こうした想いを抱くのは大切な存在だからでしょう。

自分の老いていく姿を子どもに見せることは
親が子どもに残してやれる最後の教えだと
どこかでどなたかから聞いたことがあります。

いつか自分が親と同じ年ごろになったときに
あのときの親の姿を思い出すことができたら
衰えていく姿を見せてもらった意味を感じられるでしょう

会うたびに切なさや寂しさを感じるからこそ
一緒に過ごせる時間が愛おしくも感じられて
かけがえのない大切な時間になっていきます。

次に実家に帰って親御さんの顔を見たときには
切なさと愛しさが入り混じる複雑な感情を
ありがたく感じていただけたら…と思っています。