デスカフェで「見える」を語る

2026年2月21日(土)


今月のオンライン開催デスカフェに参加しました。
今回は「ほどなく、お別れです」をテーマにして
二つの問いを参加者の皆さまと一緒に対話しました。

いま話題の映画『ほどなく、お別れです』のなかで
浜辺美波さんが演じた役の「亡くなった人が見える」
ということが自分にも起きたら…と想定して。

今回の問いを立てたのですが、参加した皆さんは
どなたもまだ映画をご覧になっていなかったので
ネタバレしない範囲であらすじを最初に説明しました。

最初の問いは、仕事関係のお付き合いでお葬式に参列したら
棺の中にいるはずの人が式場の入口に立っていて
何か話しかけてこようとしているけどどうするか、です。

映画のなかでは冒頭に出てくるシーンに近い設定で
現実的にはあり得ないと普段なら思うでしょうが
自分ならどんな反応をするかを考えていただきました。

気づかないふりしたりスルーしたりする人と
話を聞いてみようという人がおおよそ半々でして
似ている人だなぁと思いそうという人もいました。

仕事関係の人なら深く関わらなくていいから
生きていようと死んでいようと話を聞こうと
思わないだろうという興味深い意見もありました。

死んだ人の話を聞ける機会なんて珍しいことだから
どんなことを話すのか興味あるという意見を聞いて
私もぜひ聞きたいことがいろいろ思い浮かびました。

臨終のときに仏さまのお迎えがあったのかどうか
どんなお迎えだったのかなど、興味は尽きませんが
楽しみはその時までとっておく方がいいかもしれません。

二つめの問いは、突然亡くなって棺の中にいるけど
幽体離脱して棺から抜け出すと一人だけ自分のことが
見えて気づいた人がいるという状況だとしたとき。

誰か一人にだけメッセージを伝えてもらえるとしたら
誰に何のメッセージを伝えてもらいたか、でして
この問いにはさまざまに考えることがあったようです。

パソコンやスマホのパスワードを教えたいとか
逆にスマホを壊して見られなくしてもらいたいとか
ネットのサブスク解約を伝えたい現実派もいれば。

伝えたいメッセージがあって伝えたい人がいて
それを伝えてもらえたらいいなぁという人もいれば
特に何もないんじゃないかなぁ…という人もいました。

興味深かったのは2つの問いを考えていくなかで
人と人との関係性は死の前後で変わらなさそうだ
ということをみんなどこか抱いていたことでした。

今回の問いは死者とのコミュニケーションについて
考える良い機会になりましたし、その後の関係性は
どう続けていくか考えるきっかけをもらいました。

もう一つ学んだことというか考えさせられたことは
パスワードやサブスクや口座などの現実的なメモを
どこかわかる場所に残しておく必要があることです。

前から薄々やっておいたが方がいいと思っていましたが
用意が済んでいるから何の憂いもなく死ねると思った
という感想を聞いて「確かにそうかも」と思いました。

でも…まだ自分は大丈夫だろうと思ってしまっていて
時間をとってまとめるのは当分先になりそうです…
次は4月の予定ですので是非ご一緒してみませんか♪