坊主café 260220 気づきを得る
2026年2月20日(金)

今日の午前中はお寺の講堂で坊主caféでした。
珍しくお寺でお葬式のおつとめが入ったので
今回は二階講堂に場所を移動して開催しました。
初参加の方がいらしたので、心を落ち着かせる
時間をとったあと、この場で守っていただきたい
お約束を説明してから自己紹介ではじめました。
続けてご参加くださる方の中には「この一月は
特別なことはありません」という方もおられ
ましたが、日々の出来事をお話しいただきました。
前回ご参加の皆さまに「どうしたらいいと思う?」
と聞かせてもらったコメントを参考にされて
「こうしたらこうなりました」という報告や。
前に参加したときに皆さんに聴いてもらった
エピソードが状況が少しずつ変化していって
いまはこんな状況です、という報告もあれば。
「こんな嬉しいことがあったんです」という
幸せをお裾分けするような近況報告もあって
何もないようでも何かしら些細な変化がありますね。
初参加の方は最初とても緊張していらしたので
ほかの皆さんの話が一巡りし終わったあとで
「よかったらどうぞ」とふってみたところ。
「お話を伺っていて、悩んでいるのは自分ひとり
だけじゃないと思いました」とおっしゃるのを聴いて
仏教説話のキサーゴータミーの話を思い出しました。
彼女は最愛の一人息子をなくし、嘆き悲しんで
死んだ子を生き返らせる薬や方法を求めて
あちこち訪ね歩いてお釈迦さまに出会って。
誰も死者を出していない家から芥子粒を持って
きたらその子を生き返らせてあげると言われ
街中を巡って家々を訪ね歩いたけど見つからず。
やがて彼女は「生まれたものは必ず死ぬ」という
真理に自ら理解したのですが、お釈迦さまは
言葉で教えないで体験で納得させたんですね。
同じように初参加の方も他人の話を伺うなかで
みんなそれぞれに悩みがあって、悩みを抱えながら
生きているんだということに自ら気づかれたんですね。
自分の抱えているモノを他人に聴いてもらえたら
スッキリしますが、実は他人の話を伺うことから
得られる気づきがあるといのもありがたいことです。
次回は3月27日(金)10:30から坊主caféを開きます。
お悩みに限らず日々のささいな出来事でもOKです。
お茶しながらステキなひと時をご一緒しましょう♪