支える人と手を合わせる心

2026年2月12日(木)


息子さんの祥月命日のおつとめに伺いました。
法事でない年もご自宅へお参りしているのですが
今年はお日にちギリギリになって連絡がありました。

かなり前から奥さまが認知症になっておられて
ずっとご自宅でご主人がお一人で介護をされていて
よくお世話なさっておられると感心なのですが。

今年はなかなか連絡をいただかなかったので
どこかお具合でもお悪かったのかと思ったら
ご自身が入院して手術を受けておられました。

昨年に疾患が見つかって大きな手術を受けたとき
一緒に内臓も調べたら異変が見つかったらしく
来月には異変箇所を手術される予定だそうです。

昨年の手術で入院している間は奥さまを施設に
預かっていただくしかなかったということですが
ご自身の入院はどのように過ごされたのでしょう…

そうでなくてもご自宅で奥さまの日常のお世話も
介護も通院もご主人一人で切り盛りされながら
買い物も炊事も食事も掃除も洗濯もこなしていて。

それでも愚痴を言うでもなく「仕方ないですよ
ワシがやらんと誰も他にやってくれませんから」
と淡々とおっしゃるのには頭が下がります。

前にお寺で作ったお経本を差しあげたとき
私がお経をおつとめするのを録音してCDにして
もらいたいと頼まれたので作って差しあげていたら。

なるべく毎日お仏壇の前に座ってお経本を広げて
CDを流しながらおつとめを真似されているようで
今日は私と一緒におつとめをされていました。

来月の手術が無事に終わられますように…と
お仏壇の仏さまに祈る想いで手を合わせたあと
「お盆にまた参ります」とご挨拶して辞しました。