何となく見始めた『正体』に引き込まれる
2026年1月5日(月)

ながら作業という訳ではないけど何かしながら
というと音声配信を聴くことが多いのですが
たまには映画を…と思って『正体』を観ました。
昨年の暮れにネット配信サイトを巡っていて
2024年話題作『正体』がリストにあったので
とりあえず見始めたらすっかりハマりました。
お風呂で夜な夜な少し伸びた髪を剃るときに
手を動かしながら観ていたので、どうしても
細切れになるので夜の剃髪時間が待ち遠しくて。
横浜流星さん演じる鏑木慶一が高校生のとき
一家惨殺の犯人として死刑宣告を受けていて
移送中に脱走したところから物語が始まりました。
名前と身分を偽って工事現場やWEBメディア会社に
潜伏しながら働くけど結局は手配中の脱走犯だと
気づかれてまた逃亡していく…と話は進みます。
映画のチラシに出ているように横浜流星さんは
同一人物ながら全く違う顔の5人を演じていて
メイクとはいえ変貌ぶりは全く別人に見えました。
鏑木を追い続ける又貫刑事役の山田孝之さんも
鏑木が逃亡中に出逢った一人の吉岡里帆さんも
他の登場人物の役者さんも皆さんステキでした。
逃亡した凶悪犯なのに困っている人に出逢うと
手を差し伸べる鏑木は恐らく殺人犯ではなくて
冤罪だろうと思えるけど微妙に謎は残っていて。
最終的には冤罪だったのだろうと思えたので
見終えたら少し救われた気持ちになりましたが
それとは別のモヤモヤした感情が残りました。
吉岡里帆さん演じる安藤沙耶香の父は弁護士ですが
痴漢犯罪で有罪宣告を受けて誹謗中傷されていたのに
映画のラストでは結構平穏な状況になっていて。
どうやらこの痴漢の有罪宣告も冤罪っぽいのに
そこのところは冤罪を晴らせたのかどうかが
わからないままだったのが引っかかっています。
現実世界では冤罪判決が出た事件が現にあって
でも冤罪として収監されていた期間については
後に補償されたとしても…時間は戻らないわけで。
冤罪に巻き込まれる可能性は誰にでもあって
さすがに殺人犯はなさそうでも痴漢については
万が一にも巻き込まれたら一大事ですからね。
ということで冤罪について深く考えさせられました。
何をどうしたらいいというのはわかりませんが
他人事じゃないと思うだけでも意味がある気がします。
もしまだ観ていない人はぜひ配信をご覧ください。