いのちの日いのちの時間・広島2025

2025年12月5日(金)


久しぶりに自死に向き合う広島僧侶の会が主催する
自死者追悼法要に出仕してお勤めしてきました。
例年この12月初旬に広島別院で執り行われています。

この僧侶の会は2010年に広島で坊さん有志が
宗派の枠を超えて集まって結成した会でして
年に一度の追悼法要と隔月の分かちあいをしていて。

2022年に参加した前回からは追悼法要のあとの
分かちあいの時間にも初めて参加したのですが
それから二年ほど参加できていなくて久々でした。

昨年12月に臨床仏教師の認定を受けてからは
隔月の分かちあいの集いにも出るようにして
普段の活動にも積極的に参加することにしています。

いつが初参加だったのだろうと振り返ったら
2013年に追悼法要へ出てもらえませんかと
お声掛けをいただいたのが最初だったですね。

今年の夏に代表をされていた方が亡くなられて
私も含めた3人が新たに共同代表になったので
お導師さまの隣の席で追悼法要に出仕しました。

いまインフルエンザが猛威を振るっているので
残念ながら法要に出仕できなくなった坊さんも
おられましたが、どうにか無事にお勤めできました。

追悼法要のあとはホールの設えを整えなおして
分かちあいの時間になったのですが、法要だけで
お帰りになる方もけっこういらっしゃるんですね。

でも法要に参列すると自分の中で変化があったと
感想を教えてくださる方もあれば、柔らかなお顔に
なる方もいらしたりするとホッと安堵しますね。

ここに限らず安心できる場や時間をつくることを
これからも大切にしていきたいと思っています。