さすがに冬物の衣に衣替えを
2025年11月1日(土)

一般的には6月1日の前後に冬服から夏服へ
10月1日の前後に夏服から冬服へ切り替える
というのが昔からの慣習となっていますが。
実際には最高気温が15℃から20℃くらいに
なってきたころが夏服と冬服とを切り替える
のにちょうどいい頃合いだと言われています。
でも個人的には最高気温もですが最低気温が
上がってきたとか下がってきたというのが
衣替えしないと…と感じる頃合いな気がします。
ちなみに坊さんの衣姿をするときの衣替えは
正式な場面では従来通りの6月1日と10月1日が
夏の衣と冬の衣との入れ替えになっています。
でも実際のところは4月に入ったら少し早めに
夏の衣を使いはじめ、10月に入っても当面は
夏の衣をずっと使っているという感じです。
数日前から急に冬がやってきた感じのお天気で
特に朝晩がグッと冷え込むようになったので
いい加減夏の衣姿でいるのは違う感じがするし。
今日から11月に入ったのでさすがに夏の衣を
仕舞って冬の衣を出さないと…ということで
今日の法事から冬物の衣でお勤めしました。
紫の衣が着られるようになってから衣屋さんに
仕立てを頼んでいた新しい紫の冬の衣が先日
ようやく届いたので着ようかと思いましたが。
せっかくなので今月下旬のお十夜法要のときに
初めて袖を通して法要をお勤めすることにして
それまでは松襲で法務をすることにしました。
並べてみると冬の衣は紫の衣は青みが強くて
松襲の衣のほうが地色は赤みのある紫ですね。
新しい紫を着るお十夜法要が待ち遠しいです♪