施餓鬼法要で法話させていただく
2025年10月20日(月)

愛媛県松山市にあるお寺での大施餓鬼法要で
法要に続けて一時間の法話をしてもらいたいと
かなり前からご依頼をいただき昨日伺いました。
ご住職さまによると、コロナ前は200人くらい
お参りの方があったけど、コロナ中は参列を
控えてもらっていたので今は150人くらいかな。
ということをケロッとおっしゃったのを聞いて
畏れ多くて辞退させていただきたかったですが
「まぁ気にせんと法話してよ」と言われていて。
実際にお寺に伺ったら鉄筋コンクリート造の
大きな本堂にビッシリと椅子が並べられていて
「本当に私でいいのかなぁ」と不安になりました。
松山ではお施餓鬼しかやらないお寺さまが
多いらしく、コロナ前は20人の和尚さまたちが
お手伝いに来られていたということですが。
檀信徒のお参りを復活させてからはお手伝いを
10人に減らしたということですが、それでも
私の地元に比べるととても大きな法要でした。
午後1時半から法要だけど2時20分くらいに
本堂脇に来てもらえればいいということでしたが
どんな法要なのか見たくて最初から待機しました。
法要が終わって和尚さまたちが本堂を出たら
休憩時間なしで入れ替わって私が入っていき
150人を超えるお参りの皆さまの前に出ました。
一時間を越す法要のあとで皆さんお疲れでした
でしょうが、お帰りになる人もなくそのまま
私の話が始まっても残っていてくださいました。
予定では一時間の法話ということだったのですが
3時半が近づいてきた頃からゴソゴソ帰り出す
人が出始めたので、少し早めにお話を終えました。
ということで後半を駆け足にしたこともあって
つたないお話だったのではないかと思いますが
それでも熱心に聴いていただけて幸いでした。
大勢の前での法話という尊いご縁をいただいたのは
とてもありがたいことでしたが、やはり私は
一方的に話をするよりも話を聴く方が好きですね。
できることなら皆さんと一緒にお茶をしながら
おしゃべりさせていただきたかったなぁと感じた
松山のお寺さまでの大施餓鬼法要の法話でした。