頼ってもいいけど頼り過ぎるのは…
2025年9月24日(水)
ある病院の先生と雑談しているとき尋ねられました。
「最近、文字を書くことがめっきり減ったから
漢字を忘れて思い出せないこと、ない?」と。
お医者さんも紹介状を書くのにいまの時代は
手書きせずにパソコンで打って印刷しているけど
その入力を自分でせずに頼むことが多いそうです。
自分でもキーボードで打ち込めなくはないけど
看護師さんたちの方が遥かに入力が早いので
つい頼ってしまって口頭で文章を伝えているらしく。
専門用語で難しい漢字がたくさん出てくるときに
自分で入力すると漢字変換するのに時間がかかるけど
看護師さんたちは頼めば頼むほど早くなっていって。
楽がしたいわけじゃないけど、そんな具合で
頼ってばかりいると、自分は全く上達しないから
どうしても頼り切りになってしまうのだそうです。
私自身、手紙やハガキに限らず宅配便にしても
宛名書きをパソコンで打ち込んで印刷するのを覚えて
手書きをする機会が確かに少なくなってきています。
それでも筆で字を書かないといけない機会はあるし
何かと手でメモする機会もないわけではないので
いまのところ漢字を思い出す苦労は少なくてすんでいます。
でもそんな雑談をしていたとき脳裏に思い浮かんだのが
先日、広島駅直結のミナモアが閉店したあとお店の
外に出ようと歩いていたときに見た自動お掃除ロボです。
人手不足の解消として自動的に掃除をしてくれる
機械を利用するということが増えていくでしょうが
自分でできることまで頼ってしまうようになったら…と。
年を重ねて新しい技術についていくのが億劫になって
自分が楽をするために誰かに頼んでやってもらうのは
なるべく避けるようにしないといけないんでしょうね。
手書きにしても何にしてもアナログでできることを
億劫だなぁとか面倒くさいなぁと思うのは要注意ですね。
そこは自分に厳しくしていかねば…と改めて思いました。