寄稿したコラムへの感想に感激
2025年9月12日(金)
今月9月の浄土宗新聞には、ありがたいことに
二箇所も私が関係した記事が掲載されています。
一つは取材記事で、もう一つはコラムの文章です。
取材記事は8月6日の広島原爆忌の前日5日に
ジャーナリストが私のお寺に取材に来られたとき
話した内容と翌日6日の追加取材が載っています。
まさかその取材記事の掲載と同じタイミングで
浄土宗から頼まれて寄稿したコラムまで載るとは
思っていなかったので偶然のご縁に驚いています。
コラムは「今月のことば」というタイトルで
浄土宗の月めくりカレンダーに載っている言葉を
テーマにして原稿を書くように頼まれたものです。
9月は「備えは今から」というお言葉でしたが
内容については自由にお任せということだったので
グリーフとお念仏について綴りたいと考えました。
どんなグリーフにしようかと数日悩んでいたら
とあるエピソードが頭の中に降りてきたので
勢いに任せてバババッと一気に書き綴りました。
命日が近づくと心がザワついてしまうことがある
命日反応とか記念日症候群についての紹介に加えて
お念仏を称えることで備えることのオススメについてです。
細かな表現について浄土宗新聞の担当者さんから
いろいろ指摘がありましたが、私の意図について
丁寧に説明をして、ほぼ修正なしで載せてもらいました。
浄土宗新聞を手に取って開いてくださったある方が
私の綴ったコラムを読んで「癒やされました」と
お寺のホームページを通じてメッセージをくださいました。
時を経ても寂しさや悲しさがやってきてもいいという
コラムに綴った言葉を読んで、まさに自分にその反応が
出ているけどそれでいいと知って慰められたのだそうです。
そして「これからはお念仏をお称えしようと思います」
と結んでくださっているのを読んで、コラムに綴った意図が
この方には確かに伝わったんだと嬉しくなりました。
わざわざ手間を掛けてネットで私のお寺を検索して
ホームページからメッセージを送りたくなるくらい
心に響いたというのは本当にありがたいことです。
この方のメッセージを励みに私もお念仏に励んでいきます♪