独りで暮らす人とのご縁を大切に
2025年7月30日(水)
先日ある人と話をしていたときハッとしました。
広島県は県内から県外に転出する若者人口の比率が
全国で1番高いという人口流出県になっているけど。
これまでに広島から転出したまま定住している
子どもたちが独りで暮らせなくなった親御さんを
自分たちの近くに呼び寄せる例も結構多いらしく。
夏休みやお盆休暇の時期に広島に帰省してきた
子どもたちが銀行の窓口親の口座を解約して
貯金を他地域の口座に移す人も多くなるので。
高齢世代の人口流出も結構多いと思われるけど
実は県外に流出するお金も多い状況にあるようで
報道では目に触れない現状を聞いて驚きました。
振り返って考えてみると、お寺の檀信徒のなかに
広島でご夫婦で暮らしているけど子ども世代は
広島を離れているというお宅は意外と多いです。
ということでご夫婦で広島で暮らしていても
将来的に独り暮らしになってから先のことは
状況がわからない方が潜在的に多いと思われます。
未来予測は難しいですが、想像力を働かせると
お寺とのご縁が細くなったり切れてしまったり
する可能性が大いにあり得るように思います。
どうしたものか、何かしないと…と何となく
思っていたところに、悠長にしてはいられないぞ
という現実を突きつけてきた報道がありました。
引き取り手のない「孤立死」の件数が増加傾向に
あるなかで、ご遺体の火葬や埋葬の費用について
行政の負担を減らす運用がはじまるというものです。
孤立死が増えていることを暗に示唆しているのが
一般世帯に占める単身世帯の割合を1995年から
2020年まで国勢調査を元に示した推移の図になります。
単身世帯のなかには若い人たちも含まれていますが
高齢者単身世帯についても右肩上がりで増えていて
その傾向はしばらく変わらないだろうと思われます。
諸行無常だし、来る者拒まず去る者追わずだけど
独り暮らしになるだろう予備軍の皆さんとのご縁を
持ちつづけられるようなことを何か考えないと、ですね。
(ちなみに時事通信の記事はこちらから読めます)