トイレのエコリモコンの隠しコマンド設定
2025年7月25日(金)
お寺の二階講堂に設置しているトイレの話です。
このところの猛暑のため、便座に腰掛けたら
熱すぎるので設定温度を下げてほしいと頼まれました。
TOTOのウォシュレットを取り付けているので
リモコンで設定温度を下げればいいだけだろうと
思っていたら、どこにも設定する箇所がありません。
「どうなってるんだ?」と思ってリモコンを
取り外して裏側を見てみようと思ったのですが
どこをどう突いても取り外せなかったんですね。
仕方がないので取扱説明書を調べてみるかと
ネットで検索したのですが、品番がわからなくて
しばらく暑いトイレでスマホで調べ続けました。
いろいろ調べても見つからなくて埒があかないので
画像で検索したら、ボタンを押すことで発電する
電池不要のエコリモコン「ウォシュレットPS」だと判明しました。
「ん?電池不要ってことは、設定できないの?」
と思って取扱説明書のPDFをスクロールして
読み進めていくと、設定方法が載っていました。
このエコリモコンは電池を使っていないので
ボタンを押すときに微小電力を発電していて
その発電した電気でリモコン操作しているんですね。
そのためリモコンでウォシュレットの機能を
設定変更するときは、最初に「止」ボタンを5回押して
「ピッ」と音が鳴ってから設定モードに入ります。
室温が約26℃以上になると自動で便座の温度を
「切」に設定することができる暖房便座オフモード
というのがあったので、それに設定変更しました。
最初に「止」ボタンを5回押して「ピッ」と音が鳴ったら
「ビデ」と「音量+」と「おしり」のボタンを
順番に押すと設定が完了して「ピッ」と音が鳴る、とあります。
ということで男性トイレと女性トイレの個室に
設置してあるエコリモコンそれぞれのボタンを
順番に押していって暖房便座の設定を変更しました。
リモコンのボタンを決まった順番に押していくことで
ウォシュレットの設定を変更することができるって
なんだかゲームの隠しコマンドみたいな感じですね。
次にまた設定変更する用途があるとき困らないように
備忘録としてお寺のブログに書いておくことにしました。
(ちなみに取扱説明書PDFのリンクはこちらです)