オンラインでビブリオ読書会-8
2025年7月15日(火)
今月のオンライン読書会に参加してきました。
持ち時間5分で本について語るビブリオ形式で
今回は5人が推しの本をそれぞれ紹介しました。
なかなか慌ただしくて本が読めていないなか
私は三宅香帆さん著『文芸オタクの私が教える
バズる文章教室』を引っ提げて紹介しました。
前回の読書会に間に合わず机の上に置いたまま
ほぼ1ヶ月ずっと積んだままになっていたので
久しぶりに開いたのですが全然問題ない本です。
というのも著者が読んで「おぉ!」と感動した
作家や著名人など49人の文章を教材として
なぜ読みたくなるかを紐解いている内容なので。
順番を気にせずどこから読んでも大丈夫だし
目次を見て気になった人だけ読んでもいいので
辞書とか参考書のような読み方ができる本なんです。
とはいえ国語の授業では教わったことのない
文章の書き方について素晴らしい実例を元に
解説してもらっているのですごく面白いんです。
ところが問題なのは、この本を読んだらオマエは
人が読みたくなる文章が書けるようになったか
と問われたら「いいえ…」としか答えられないことで。
文章で楽しんでもらう、という文芸的な目線で
書いてみませんかと「はじめに」の中にありますが
一度読んだくらいで身に付くものではないですからね。
ですが、読んだからには少しはこのブログを書くとき
この本を読む前よりは読み手のことを考えてみよう
と思うようになった、というのは確かな成果でしょう。
今回は他にも面白そうな本がたくさんだったので
ビブリオの結果は厳しいかも…と予想していたけど
『なんで人は青を作ったの?』に次いで2番でした。
『グローバル格差を生きる人びと』も『がきもん』も気になるし
『香川にモスクができるまで』はいま読んでいる途中で
この本も投票したかったけど、個人的には青の本を選びました。
青の本は図書館で借りて読むくらいが良さそうですが
いま借りてきても読むヒマがとてもなさそうだし
借りたくても人気らしいので読めるのは当分先でしょう。
今回はポチって積ん読の山を増やす心配が少ないですが
それでも友人から紹介されるとなんか欲しくなりますね〜
終わってからの雑談も含めてとても楽しい読書会でした♪