沖縄の建築デザインを見て巡る

2025年6月27日(金)


旅に出るときバッチリ下調べして予定を組む
という方もいますが私はザックリとしか決めず
現地で予定を調整するほうが好きなタイプでして。

今回の沖縄訪問では面白いチラシを見つけて
岸本一夫オキナワデザイン展を訪れたのですが
他にもせっかくなので建物を巡ることにしました。

大学のときの先輩が沖縄でお仕事された建物が
あったことを思い出してネットで調べたところ
いくつか沖縄の建物を手掛けていらしたんですね。

オススメの建物はどれですか?と連絡したら
國場幸房さんのムーンビーチホテルはいいよと
教えてくださったので車を借りて行ってきました。

南国沖縄ならではの光と風を活かしたホテルで
ハワイのようなリゾート感たっぷりの雰囲気は
美しくて心地良くて泊まってみたくなりました。

ホテルの部屋が階ごとに階段状になっていて
光が降り注ぎ風が吹き抜ける内部の屋外空間は
チェックアウト後の宿泊客の記念撮影スポットでした。

続いて訪れたのは先輩が手掛けた技建本社ビルです。
1階はピロティーになって2階から上が浮いていて
建物の外側には沖縄っぽい日よけの外壁があって。

縦方向のリブだけがある面と横にもリブがある面が
互い違いになった外壁のデザインが面白いのに加えて
ダブルスキンになっている空間構成がステキでした。

外壁と建物本体の間に空間を設けている造りは
沖縄らしい空間構成なのですがこの本社ビルでは
けっこうゆったりした隙間空間を設けてあります。

気候風土に合わせた建物の空間構成なのですが
実はコンクリート使用量を減らすことにもつながる
工夫でもあるというのは興味深いデザインですね。

さらにもう一つ先輩が手掛けた建築のなかでも
形が面白い住宅があったので遠くからそっと
眺めるだけでしたが建物の外観を見てきました。

こちらの先輩のホームページには住宅の内部空間も
写真が掲載されているのを見ると中も面白いですが
少し離れて外から眺めて想像するだけに留めました。

先輩が沖縄にいないタイミングでの訪問だったので
残念ながら詳しい解説を聞くことはできませんでしたが
やっぱり建築デザインを見て巡るのは楽しいですね。

どのくらい振りかすっかりご無沙汰しているのですが
近いうち先輩から話を聞かせてもらおうと思います♪