年を重ねても足腰が衰えないように

今日のお寺での法事はご年輩のお参りが多く
杖をついている方がけっこういらっしゃいました。
といっても皆さん足が１本の杖でしたけど。

娘さんがお寺に来られて法事のお申し込みを
されたとき足の悪い人が多いから法事のあと
書院で食事をさせてほしいと頼まれていました。

お寺で法事をされる方の多くは法事のあとに
お寺の近隣にあるお食事処へ歩いて移動して
会食されることがこの頃は増えてきているので。

あまりお寺で会食されることは少ないのですが
ご法事にお参りになった皆さんを拝見したら
お寺での会食にされた理由が納得できました。

法事のあとお寺の納骨堂で納骨をしたのですが
そのときもお墓の前に代わる代わるお参りして
手を合わされる様子がなかなか大変そうでした。

少し前に納骨堂でお世話になっている仏壇屋さんが
お寺に来られたとき「ここの納骨堂は通路幅が
広いのでお参りしやすいですね」と言われていて。

広めの通路の納骨堂で今回のようにお墓の前で
順々に手を合わせいただくのが難儀そうだったら
ここより狭い納骨堂だとかなり大変でしょうね。

昨日に知り合いのお坊さんから電話が入って
今夜はお通夜を代わりにお勤めしてきたのですが
その葬儀場は寺院控室が２階にあるんですね。

お勤めをするホールは１階なので問題ないですが
２階の寺院控室まではけっこう急勾配な階段を
昇り降りしないといけない造りになっていました。

もし足の悪いお坊さんがお勤めに来られたら
寺院控室まで行き来する階段の昇り降りが
かなりご難儀されるんじゃないかと思います。

年を重ねても足腰が弱らないようにしていないと
こういう会館でのお勤めを頼まれたときには
困るだろうなぁと今日はいつも以上に感じました。

ちなみにこの会館でのお勤めは２回目なのですが
寺院控室に珍しい楽器のようなモノがありました。
社長さんの趣味でなぜかここに置いているそうです。