分からない法話はもったいない
2025年4月10日(木)
紹介でお葬式のご縁のあった喪主さま家族が
お寺の納骨堂を見学に来られて案内していたら
お気に召したようでしばらくお話していました。
九州ご出身の方ですが実家を出て50年近く
経っているので広島にお墓を構えることにしたけど
石のお墓を建立しようとは思っていないそうです。
ご夫婦2人が入ることができたらそれでいいので
家の近くにある樹木葬を見学されたようですが
雰囲気が寂しく感じてお気に召さなかったらしく。
お葬式をしてもらったお寺に納骨堂があると
聞いたので一度見に行ってみようということで
電話してお子さまもご一緒にいらっしゃいました。
ご実家のあたりではお墓を建てているけれど
お寺にある納骨堂もそれぞれお持ちらしくて
納骨堂にお参りするほうが馴染みがあるようです。
関西にもお子さまがいらっしゃるということで
次に帰省してきたときお寺の納骨堂を見てもらい
賛同してもらえたら申し込みたいということでした。
いろいろお話していたら今回一緒にお参りされた
娘さまが「母のお葬式をしてもらったときに
和尚さんの法話に娘たちが感動したんですよ」と。
というのも少し前に菩提寺で法事があったとき
住職さんの法話があったけど何を言っているのか
全くわからなさすぎることに驚いたらしくて。
私がお通夜やお葬式のときに話した法話は
とても分かりやすかったと改めて気づいて
和尚さんの話は良かったと感心していたそうです。
難しい仏教の専門用語をなるべく使わないで
小学生にも分かってもらえるように心がけて
お話しするように努めている甲斐がありました。
こういう嬉しいお言葉を聴かせていただくと
今後の励みになるのですごくありがたいですね。
親しみのある法話になるよう更に努めていきます。