会って話すことから始める

お寺のインターホンが鳴ったので出てみたら
納骨堂を見たいのでお願いしますと言われて
伺ったらご年輩の男性がいらっしゃいました。

ざっくり説明したあと探しているご事情について
話を伺うと前に電話で問い合わせたことがあり
実際に見てみようと思ってきたと仰っていて。

他所の納骨堂も調べて見学に行ってみたけど
なかなか良いなぁと感じるところがないので
ここの納骨堂も見てみようと思ったそうです。

さらに詳しく伺ってみると東京にお墓があるけど
このところお墓参りのために東京へ往復するのが
しんどくなって年に１回も行けていないらしくて。

「もしあなたが自分も東京のお墓に入るようなら
私はお墓参りには行かないし私は実家のお墓に
入ることにするからね」と奥さまに言われたようで。

死んだあと夫婦で別々のお墓に入るというのは
さすがに寂しすぎると感じるから東京ではなく
広島にお墓が必要と思って探しているそうです。

しかも広島に新しく構える予定のお墓についても
もしアクセスの悪いところに決めたら場合は
奥さまは自分は入らないからねと言われいて。

そのため東京にあるお墓は止めることにして
向こうに入っているお骨は墓じまいをして
改葬して広島に持ってくる予定ということです。

気持ちはここに決めたいということでしたが
必ず奥さまにも説明して見てもらうようにして
相談するのを最優先にしてくださいと伝えました。

ここならアクセスもいいし大丈夫と思います
ということでしたがこればかりはわかりません。
ご縁が結ばれるようならありがたいですね。

そんなこんなでご事情について伺っていたら
和尚さんが話しやすい人で安心しましたと
不意に仰って驚きましたが嬉しかったです。

やはり会って話をすることって大切ですね♪