オンラインでビブリオ読書会-4
2025年2月20日(木)
今月のオンライン読書会に参加してきました。
持ち時間5分で本について語るビブリオ形式で
6人の参加者が推しの本をそれぞれ紹介しました。
先月がお休みだったので久しぶりの読書会でした。
私は坊主BARを開く会場でお世話になっている
安彦恵里香さん著の『ハチドリ舎のつくりかた』です。
帯にある通りまじめに社会問題を語っても
浮かない場が欲しい!と安彦さんがつくったのが
ソーシャルブックカフェのハチドリ舎でして。
本のなかはWHATとHOWとWHYの3部構成で
最初のWHATはハチドリ舎についての概要とか
どんなイベントをやっているかという導入で。
次のHOWはハチドリ舎のつくり方にはじまり
どうやってイベントを企画して立ち上げていて
どのように運営しているかについて書いてあり。
最後のWHYはなぜハチドリ舎をつくろうと
思ったのかということで安彦さんがどんな人生を
どう歩んで何を考えているかが書いてあります。
はじめにの末尾に希望で胸をいっぱいにして
つくったのではなく仕事で雇ってもらえなくて
自分でやるしかないと思ってスタートしたとあって。
今まで本人に面と向かって聞くことがなかったから
案外知らなかったエピソードがたくさんあって
個人的には安彦さんについて詳しくなれた本でした。
他の参加者が推していた本は今回5冊ありました。
島薗進先生の『なぜ「救い」を求めるのか』と
LAフリーペーパー『U.S. FRONT LINE』と。
石徹白洋品店による『越前シャツの作り方』と
燃え殻さん著『すべて忘れてしまうかも』と
朝井リョウさん最新刊の『生殖記』でした。
バラエティー豊かなラインナップから選ばれた
今回の人気投票は私の推したハチドリ舎の本と
燃え殻さんのエッセー本とが同率で一位でした。
わずか5分のプレゼンでも面白さは伝わってきて
新しい本に出逢えて読みたいリストがまた増えました。
ホントあっという間に夜が更けていった読書会でした♪