本をデザインしていく面白さ

2025年2月18日(火)

250218
このところ本をつくるための作業に追われています。
法然上人が浄土宗を開いたのが承安5年1175年で
昨年が浄土宗としては開宗850年の記念の年でした。

ということで開宗850年を記念した催しなどを
浄土宗をはじめ諸々の団体が行っているのですが
地元の広島の浄土宗としても何かするということになって。

ちょうど昨年9月末に私のお寺が会場となって
中四国地区の講習会を開催したときにお招きした
お二人のご講師のお話を書籍化することになって。

さらに昨年12月にももう一人ご講師をお招きして
850年を記念した講演会でお話をしていただいて
そのお話も含めて講師三人の講演録をまとめています。

お話の内容の文字起こしを自分たちでもできますし
いまならAIを活用することも検討をしたのですが
外部の力を借りて頼むのが一番良さそうで頼みました。

外部に委託した文字起こし原稿の内容について
録音していた講演を聴いて照らし合わせていくと
仏教用語などの修正が必要だったので手直しして。

数名に協力してもらって誤字脱字なども含めて
漏れがないかチェックしてもらって整えてから
ご講師の先生に内容のチェックをしていただきました。

そのチェック原稿が整ったので本にできる形の
データに編集するのを外部委託するか悩みましたが
自力で組版を起こすことにして初校をつくりました。

ネット印刷に出すことも検討していたのですが
人づてに良い印刷屋さんを紹介していただけたので
昨日初校データを渡して見積もりを依頼しました。

実際に本にするには刷る紙や装丁や表紙などを
どうするのがいいか印刷屋さんに相談したところ
本のつくり方で知らないことがたくさんありました。

ただし組版データをつくってもらうことにすると
想像以上に費用がかかるということだったので
自力でInDesignでつくることにして正解でした。

どういう本をデザインして仕上げていこうかと
悩んでいるいまは個人的にはとても楽しいですね。
やっぱりデザインが好きだなぁって感じています♪