永代供養を探している人の心の内
2025年1月8日(水)
ホームページを見た方から電話がありました。
お寺の納骨堂と永代供養について教えてほしい
ということなのでご事情について伺いました。
探しているのは将来的な負担のない納骨堂で
跡を継ぐ人のことと金銭的なことが気になって
どうなっているのか知りたいということでした。
永代供養という言葉は家族葬という言葉と同じで
なんとなく良さそうな響きには聞こえるけれど
具体的に何かというとハッキリと決まっていなくて。
永代供養が永代にわたり供養する意味としても
毎日の供養なのか毎月なのか年に数回なのか
年に1度なのかというのはまちまちでしょうし。
どのくらいの期間にわたり供養するというのか
というのも5年10年や33年や50年とか
100年なのか永久なのかもまちまちでしょう。
その供養というのもどこでどのようにするか
という場所の問題もいろいろとあるでしょうし
特段の供養を含んでいない場合だってあるでしょう。
もしかしたらずっとお骨を納めてくれたらいいとか
一定期間だけ納めてあるだけで充分かもしれないし
どんな永代供養をお望みか聞かないとわかりません。
今回の電話では特にいつまでというわけではなくて
納骨したら自分たち夫婦はお墓参りをするつもりだけど
子どもたちに負担を残したくないということでした。
納骨するのはご両親のお骨だけど結婚して家を出て
姓が変わったけど自分たち夫婦ももし入れるなら
お願いしたいと自分は思っているということでした。
ご両親が浄土宗とご縁があるということでしたが
このお寺にある納骨堂はこのお寺とご縁のある
檀信徒向けになるということをお伝えしました。
こうしたお尋ねやご相談は多くなっていますが
このお寺が良いかどうかは時と場合によります。
お話を伺って何が良さそうか一緒に考えますね。