煌めきがなくなると寂しくなる
2025年1月4日(土)
11月15日からお寺の前の平和大通りを
夜になると色鮮やかにライトアップしていた
ひろしまドリミネーションが昨夜で終わりました。
小さいお子さま連れの親子がはしゃいでいたり
高校生たちが仲よさそうに楽しんでいたりすると
微笑ましく感じられてホッコリした気持ちになります。
毎年このライトアップをしている期間中は
車で見に来る人もいれば歩いて巡る人もいて
夕方過ぎの平和大通りはいつも大渋滞するんですね。
警備員の方が横断歩道を渡る歩行者のため
交差点を左折する車を誘導して止めるので
片側2車線の外側はほぼ進まなくなります。
毎日のように夜になると目にする私にとっては
季節の風物詩ではありますが毎年見ているので
1週間もしたら珍しくなくなってしまいます。
夕方5時半に点灯して7時くらいまでの間が
一番人出が多くて週末になるとにぎやかですが
それも「あぁ人が多いなぁ」くらいになって。
しだいにドリミネーションが煌めいているのも
夜には灯るのが当たり前のように感じていたら
昨夜で点灯が終わって今日は灯っていませんでした。
夜にライトアップが灯っていない平和大通りは
違和感を覚えるくらいに薄暗く感じてしまって
一気に寂しくなったような気がしたんですね。
一斉に明かりが消えたら街が急に寂れたみたいで
なんだか新型コロナが蔓延して街から人が消えた
あのときのような感じがして胸がキュッとなりました。
平和大通りの夜の暗さも数日過ぎるうちに慣れて
何も感じなくなっていくのも諸行無常とはいえ
身体的な慣れってなんとも不思議なものですね。