寺カフェ 241215

昨日は月１で日曜午後に開く寺カフェの日でした。
直前に参加できますかという連絡をいただいて
久々にご参加の方もいらしてありがたいことでした。

皆さん写経がしたいというご希望だったので
お好みの用紙を選んでいただいたら平仮名交じりが
いいという方には和文のお経をオススメしました。

二枚で一組とか六枚で一組の写経もありますが
一枚で完結するものには「為」という欄があって
写経をする想いを記入していただいています。

何か特定の想いがあるわけではないときには
心願成就とか願い事を書いていただいていますが
故人の追善供養のために写経される方もあって。

追善供養の場合は戒名を書いていただきますが
故人の俗名でも構わないですよとお伝えしたら
何某家とご先祖さまのご記入をされていました。

戒名じゃなくて家の名でもいいということなら
まだたくさんあるのでまだもっと写経をして
書けるんですねと喜んでいらっしゃいました。

終わってからのカフェでちょっといいですかと
このところ続けて身近で亡くなった方があって
いずれも思いがけない突然の訃報だった話を伺いました。

命のはかなさやこの世の無常を感じているようで
どうしてなんですかね…と尋ねられましたが
どうしてなんでしょうね…としか言えませんでした。

ただお話を聴かせていただくことならできるので
お別れしたのがどんな方でいらっしゃったのか
どういうご縁や思い出があるのかなどを伺いました。

たくさんの方が参列されていたお葬式もあったけど
家族だけで送りたいからと言われたお通夜のあとに
お顔を拝んできたというお別れもあったそうです。

身内だけで密やかにお葬式されることが増えましたが
お通夜のあととかお葬式の前だったらいいですよと
お別れの時間を取っていただけるのはありがたいですね。

次回は来年１月の第３日曜日の１９日となります。
お寺の本堂で心を鎮めて写経や写仏や切仏を体験して
カフェでお茶しながらのんびりおしゃべりしませんか。