僧侶のためのグリーフケア連続講座in広島-6
2024年12月3日(火)
僧侶のためのグリーフケア連続講座in広島の
第6回目がお寺の二階講堂で開催されました。
今回は「お寺で生み出すグリーフサポート」です。
5月に始まった全6回の連続講座の仕上げとして
これまでの学びをどのように各自が現場での実践に
活かしていくかを見出していくことがテーマでした。
前回から宿題になっていたのが講座を活かして
どのようなことに取り組んでいくことができそうか
芽吹きを考えてくるという宿題がありましたが。
前回から2ヶ月ほど間が空いていたというのと
年末が近づいて慌ただしさに追われていたのとで
直前になって手を着けたという人が多かったです。
まずペアで各自のアイデアを5分インタビューして
3分で聞いた内容を言語化して伝えるワークをして
続いてグループでの共有をしたらお昼休みに入りました。
午後の最初は第1回から前回までを振り返って
喪失とグリーフについての学びを再確認してから
本日メインのプロアクションカフェのワークでした。
やってみたいアイデアを4つほど発案者を募って
他の人は4グループのどこかにサポーターとして入って
25分かけてアイデアを掘り下げるワークをしました。
ワークが終わったら発案者は一人で振り返って
サポーターは別の発案者のグループに移動して
新しい顔ぶれで掘り下げることを3ラウンドしました。
休憩を挟んで4人の発案者がワークの成果をもって
アイデアがどんな深まりをしてどう進んでいきそうか
順番に全員にプレゼンしてから質疑応答をしました。
以上で講座は終わったのですが来年2月6日(木)に
特別講として「お寺からつながるグリーフサポート」
という来場者を招いてのプレゼンと交流会があるので。
その特別講に向けて当日までの準備をどう進めるかとか
当日どのような流れで何を行うのかなどの説明を聞いて
今後の進め方について講師陣と参加者で話し合いました。
ということで最後のチェックアウトの時間を迎えました。
1本の虹色のリボンを全員が輪になって両手に持って
チェックアウトしたら順番にカットしていきました。
次のステップに進んでいくためのテープカットでもあり
同じ学びを共にした仲間の証しとなるテープのシェアでもあり
カットすることがこの連続講座を終えるという儀式でした。
まだ特別講が残っていますがひとまずは講座終了です。
私はサポーター役でしたが学びも実りもたくさんありました。
ということで広島クラス最終第6講からの現場報告は以上です♪