傷んだリンゴがジャムに変身♪

2024年10月12日(土)

241012
仏さまにお供えするものはいろいろありまして
冬が近づいてきてリンゴが出回りはじめたので
信州安曇野のシナノドルチェをお供えしていました。

少し前からめっきり涼しくなってきたおかげで
夏場より長めにお供えできるから助かっていますが
とはいえ傷みださないうちに下げるようにしていて。

ところがお下がりにしたシナノドルチェを
切り分けたら果肉全体が茶褐色のまだら模様で
少し苦味があってボソボソとした食感でした。

甘みが強い種類だと長く置きすぎてしまうと
こうした褐変が起きてしまうことがあるらしく
他のを切ったらさらに濃い茶褐色だったんですね。

食べられなくはないし食べて問題はないですが
あまりお目にかからないシナノドルチェだけに
美味しい時期を過ぎてしまったのは残念です。

仏さまは存分にお召しあがりになったでしょうが
せっかくなのでどうしたものかと悩んでいたとき
ジャムにすればいけるんじゃないかと思い立って。

ネットで調べたら茶褐色に褐変したリンゴでも
ジャムにしたら美味しくいただけるとあったので
残った2個の皮を剥いて小さく切り分けました。

軽く塩水にさらしてからグラニュー糖をまぶして
水分が出はじめたところで鍋に入れて中火にして
トロトロになるまでじっくりと煮込みました。

木ベラではつぶしにくて台所をゴソゴソしていたら
ポテト用のマッシャーを見つけてせっせと潰しつつ
じっくり煮込んだら瓶に詰めてジャムの完成です。

正味1時間半くらいであっという間にできました。
切り分けたとき茶褐色の褐変だったのも分からないし
見た目もですがお味のほうも美味しくなりました。

まずは仏さまに出来たてジャムをお供えしたので
さっそく明日から美味しくいただくことにします。
こういう時間が取れる余裕があるって良いですね♪