吐くよりも叶う言葉を口にする

2024年9月23日(月)

240923
秋分の日の昨日は秋のお彼岸法要をしました。
ご家族お揃いでお参りくださる方もいらして
並べた椅子を足さないといけないくらいでした。

ご参詣の方が少なかったら大数珠を繰るのが
難しくなるかもしれないと心配していましたが
おかげさまで無事に数珠繰りができました。

椅子を輪に並べ替えて膝の上に数珠を置いて
お念仏しながら左から右へ大数珠を送っていき
今回は2周ほど数珠繰りすることができました。

彼岸法要と大数珠繰りの間には法話もしました。
先日の妙清恋鯉会では逆転で大敗となりましたが
そのときご参加くださった方の話から入りました。

このブログを音声でお届けしているVoicyでは
9月12日の配信で音声ブログの次のおしゃべりの
チャプターで話したエピソードの紹介をして。

同じ出来事でもどの角度から受けとめるかで
それを伝えるときどんな言葉をつかうのかが
違うと話を聞いていて受ける印象も変わります。

ネガティブな言葉から受ける嫌な感じよりも
ポジティブな言葉でやさしさを感じるほうが
聞いていても気持ちが穏やかでいられます。

そうした話から別の場面で少し前に教えてもらった
口から出す言葉と口偏の二つの漢字の関係について
なるほど!と感心したエピソードを紹介しました。

口偏にプラスとマイナスで「吐」になるけど
口偏にプラスだけだと「叶」となることから
マイナスな言葉は口にしないようにという話です。

日ごろ口にしている言葉がマイナスなときは
「吐く」ような言葉になってしまいがちだけど
マイナスがないと「叶う」言葉になるんですね。

強引な語呂合わせのような話ではありますが
嘘を吐いたり毒を吐いたりする言葉遣いよりも
夢や願いが叶う言葉遣いのほうがいいですね。

他人に対してだけでなく自分に向かってでも
一つひとつの言葉は小さな水の一滴だとしても
やがて大きな器を満たしてあふれていくので。

口にするのはやさしい言葉にしたいものです。