本堂は襖があるとないとで大違い

2024年8月21日(水)

240821
ただいま本堂と廊下の間の襖9枚がありません。
色褪せてきいているし傷んでいるところもあるので
内装を扱う建具屋さんに張り替えをお願いしました。

これから順次本堂まわりの襖や障子などを
少しずつ持ち帰ってもらって張り直してもらう
ようにお願いをしている第1弾がこの9枚です。

ビルのお寺ですが中に入るとお寺らしいのは
畳や襖や障子などはホンモノの材料のものを
使うようにしているということもあるでしょう。

なるべく長くキレイに保ってもらいたいので
良い襖紙を使っていただくように頼んだところ
貼り替え日数が多めにかかってしまうそうです。

しかも職人さんが手作業で貼り替えていくうえ
建具の建て付けがおかしくなっている箇所も
直していただくようにしているので余計にかかります。

ということで早ければ今週末に戻ってきますが
週明け月曜までは本堂と廊下の間に襖がない
開けっぱなしの状態になってしまう見込みです。

普段は閉じているので廊下が暗くなりがちですが
いまは光が入ってきて明るいし本堂と一体で
広々としているようですが良いばかりじゃなくて。

今日の午前中に一つ本堂での法事を承っていて
廊下側の襖がない状態のままお勤めをしたら
いつもと雰囲気が違っていてやりにくかったです。

特に本堂の内陣左側の金張り襖がない影響が大きくて
内陣と廊下がつながった空間のように感じられて
本堂なのに本堂じゃないような違和感がありました。

もし今週中に張り替えが終わらないようだったら
金屏風を出して襖があった場所に置いておくことで
空間を仕切るようにした方がいいような気がします。

ということでしばらくは本堂をお使いになる方には
何かとご不自由をおかけして申し訳ございませんが
何とぞご寛恕くださいますようお願いいたします。