寺カフェ 240818

昨日は月１で日曜午後に開く寺カフェの日でした。
連日のように熱中症警戒アラートが出されて
酷暑厳しいなか３名の方がおいでになりました。

メールで申し込まれていた初めて参加の方も
お久しぶりで参加くださった方もそれぞれに
自分のペースでゆったりと写経をされました。

本堂から書院に移動してのカフェタイムでは
参加者が「お久しぶりですねお元気でしたか」と
お互いに挨拶していらしたのが印象的でした。

自然と話もはずんでいろんな話題になるなかで
いろんなことが次々と頭に浮かんでくるとき
どうしたら無心になれるかという話になって。

想いが浮かんでくるのを抑えようとするより
浮かんだ想いそのものをまずは受け止めてから
脇へそっと置くのを繰り返すという話をしました。

写経するとき無心にならないといけないのでは
と思っていらしたのですが私は無心になれない
ことが多いと言ったら「えっ！いいんですか」と。

集中できるときもあるけど途切れることもあるので
なるべく筆を運ぶことに心を向けるようにすると
他のことを考えなくなりやすいとお話しました。

そこから一つのことを追求していく話になって
周りにおられるのめりこみ過ぎている人を見て
そんなことしてどうなると懐疑的だった方が。

推しという何かがあることのおかげで心の状態が
良くなるという参加者からの実体験をお聞きになって
「そういうのもいいものかも」と思われたようでした。

知らないことを聞いたとき否定から入らないで
受け止めて興味を持って聞いてみることの大切さを
目の前で見せていただいたようでありがたかったです。

次回の来月もまた第３日曜日の９月１５日開催です。
お寺の本堂で心を鎮めて写経や写仏や切仏を体験して
カフェでお茶しながらのんびりおしゃべりしませんか。