便利になると窮屈になるような…

2024年8月17日(土)

240817
スーパーでカートを押して買い物をしていたら
なぜかふと目に留まったのがこの子たちでした。
カワイらしい笑顔でじっと見つめているようです。

ヤマザキのカスタードまんじゅうたちですが
その中に一つだけ顔が違う子が交じっていて
絵柄のとおりバナナまんじゅうという子でした。

何となく不意に視線を感じることがあったとき
視線を感じた方を見たら視線の先にいた人も
こっちを見ていて目が合うことってありますね。

ところがカメラ越しなどで見られているときは
カメラがある場所には実際には誰もいないので
視線を感じることもないし気づかないんですよね。

お盆のお参りで小学生の女の子とお母さんが
お寺に来ていてお勤めのあとで話をしていたら
お母さんは職場から娘さんを見守っていると聞きました。

元々は仕事しているときも家で飼っているネコが
家の中でどんな様子なのか気になっていたので
ペット用の見守りカメラを家に設置していたらしく。

夏休みに留守番して家で過ごしている娘さんが
遊んでいるのか宿題しているのかどうしているのか
気になったときカメラ越しに様子を見ているといいます。

お母さんとしては便利な世の中と感じるでしょうが
娘さんは嫌がっているのかと思ったらそうでもなくて
カメラに映らない場所をよく分かっているようで。

見られても問題ないときは普通にしているけど
見られたくないときにはカメラの死角に移動する
というのを程良く使い分けているのだそうです。

実はこの見守りカメラは音も拾うことができる
というから私がもしこの娘さんの立場だったら
音楽ガンガンにして死角にしかいないかもなぁ…

世の中に便利なモノが増えるのはありがたいけど
こうして便利なるにつれ窮屈になっていくなぁ…
と感じてしまうお母さんと娘さんの夏休み話でした。