ダイアログカフェ #7 〜忘れモノ〜

2024年7月23日(火)

240723
先ごろオンラインのダイアログカフェ第7夜でした。
今回のテーマは「忘れモノ」ということで
2つの問いを皆さんと一緒に語り合いました。

忘れモノをした経験というのはあるでしょうが
忘れモノではないかと思われるモノを見つけて
どうにかした経験って人によるかも知れません。

問いの1つめは約束があって急いでいるとき
駅のトイレに入ったら手提げの紙袋を見つけて
きっと忘れモノだろうと思ったという状況で。

帯のついた紙幣の束が2つほど中に入っている
というのを見てしまったとき自分は急いでいるけど
その残されたモノをどうしますかというものです。

問いの2つめは自分が駅のトイレを出たあとで
忘れモノをしてしまったことにハッと気づいて
取りに戻ったという大切なモノは何かという質問です。

最初の問いではそもそも紙袋は駅のトイレのどこに
置かれていたと思い浮かべているかが違っていて
場所がどこかで想定も変わるのは興味深かったです。

次の問いではトイレの中で何を忘れたんだろうと
最初パッと思い浮かべがちですが必ずしも問いは
トイレの中に忘れモノしたとは言ってないんですね。

となると今までどんな忘れモノをしてきたか
という話になって自分の経験を語っていたら
ふと最初の問いの答えに人柄がでると感じて。

自分がどうするかということを話したんだけど
お金の向こうに見ているものが映っているようで
人による違いが面白いと言われてドキッとしました。

困っている人を真っ先に思い浮かべる人もいれば
厄介事を避けて自分を守りたいと思う人もいれば
取りに戻ってくる人がいるかもと思う人もいて。

私は忘れたモノがどこかに預かられたとして
誰のモノか分からなくてどこかに何かしらで
不必要な存在に受領されるのが気になるようで。

その人の思考のタイプが透けて見えるという
鋭い指摘をいただいて自分の考える癖に
えっ?!となったのは大きな気づきでした。

もしこんなことがあったらどうするか?という
語り合いの魅力に改めて出逢えたひと時でした。
次は9月に開催するのでぜひご一緒しましょう!