全自動お賽銭マシーンが気になって

2024年7月9日(火)

240709
先週にはお盆の予定を一通り組み終えていて
この前の週末に新しいお寺だよりを仕上げて
印刷して折るところまで昨日には終わっていて。

今日はお盆の棚経で巡る日にちや順番などを
一つひとつ間違いがないか確認しながら
巡る予定をせっせと紙に書いていきました。

明日には間違いがないよう丁寧に確かめながら
棚経の予定を書いた案内の紙を入れていって
ノリで封をするのが終わったら発送となります。

最近はお盆の棚経で自宅に来てもらうよりも
お寺の本堂にお参りするのでお寺で頼みたい
という方がけっこう増えてきているんですね。

そのため今年のお盆の棚経はどうしますかと
予定以外に尋ねる紙を入れるお檀家さまが
意外とたくさんいらしたのには驚きましたね。

お寺だよりと一緒に封筒に入れてお知らせする
棚経の予定を間違えないよう書いてくときに
BGM代わりにテレビを点けて聞いていました。

するとタイのお寺に変わったお坊さんがいらして
全自動お賽銭マシーンのあるお寺があると聞いて
ものすごく気になってしまって手を止めました。

本堂にお立ち姿の金色の大きな仏さまがいらして
ベルトコンベアー上の小鉢にお賽銭を入れたら
仏像の抱える鉢まで自動的に運んでいくそうです。

全自動でお賽銭を集めるってどういうことか
まずはとにかく興味を持ってもらわないことには
お賽銭のお布施を受けることはないですからね。

そういう意味では新たな試みで挑み続けるのは
大切なことですが変えないで守り続けていく
というのは大事にしたいことだったりします。

お布施のおかげで為すべきことにも挑めるのですが
挑むことと守ることの境界をどこにおくのか
ということこそ大事にしたいことですけどね。