納骨堂の電気設備の更新工事
2024年6月12日(水)
ビルのお寺が建ったときに設けた納骨仏壇の
扉を開けたら吊り灯籠の照明が灯るのですが
照明器具の経年劣化が限界を迎えていまして。
さらに納骨仏壇の上にある照明の電気配線が
露出になっていて途中の結線している箇所が
絶縁テープで巻いただけの処理になっているし。
配線コードも経年劣化で固くなっているので
このまま放置していたら漏電につながったり
万が一にも出火したら大変なことになります。
ともかくすべての電気配線をやり直したうえで
照明器具も更新しないと…と前から思っていて
ついに重い腰をあげて改修工事することにしました。
設備関係は古くなるにつれ劣化してしまったり
故障して取り替えないといけなくなることが
どうしても避けられないのは仕方がないですね。
納骨仏壇の設置工事をしてもらった会社には
ずっとメンテナンスでお世話になっているので
今回の配線と器具の改修についても頼みました。
昨日から電気系統の改修工事に入ってもらって
一つずつ配線と照明器具を取り外していって
新しくしてもらう作業をしていただいています。
ということで来週の中ごろまでは納骨仏壇に
お参りに来ていただくことはできるのですが
工事中で明かりが灯らない状況かもしれません。
この先50年は大丈夫だろうということですが
そもそもその前にお寺のビルが保つかどうか。
木造と違ってビルだとそこは悩ましいですね。
きっと私が住職としての一番の課題というのが
ビルのお寺を建て替えるということでしょう。
はてさてどうしたものでしょうかねぇ・・・