娘と孫と三世代で一緒に暮らす
2024年5月25日(土)
先日の台湾訪問のとき十分(シーフェン)で
天燈(ランタン)を飛ばすのを見てきました。
夜空に舞い上がる天燈節もいつか見てみたいです。
部活を頑張りたくて選んだ高校が家から遠いので
祖母の家から通いたいというお孫さんを受け入れて
春から一緒に暮らし始めた方とおしゃべりしました。
今どきでも早朝も土日も部活の練習があるらしく
祖母の家からだと10分もかからない距離なので
高校の3年間ほど同じ家で暮らすようになって。
母親である娘も実家に一緒に引っ越してきて
子どもの面倒を看られたら助かるということで
家を離れた娘さんとも久々に同居しているそうです。
これまで娘さんがお孫さんを連れて帰ってきても
会って顔を見てご飯を食べておしゃべりをしたら
祖母の家には泊まらず日帰りするだけでした。
来てうれし帰ってうれし孫の顔と川柳にあるように
ちょっと可愛がってやっていればよかったのが
一緒に暮らし始めるとそういうわけにはいきません。
今まで見ていた孫の顔はほんの一面だったので
同居するようになって見えてわかってきた顔もあり
時には一言物申すようなこともあるのだそうです。
とっても孫のことを思って言っているのですが
母親から言われたら反抗するようなことを
祖母から言われたらじっと耳を傾けてみたり。
今まで母親にやってもらって当たり前だったことが
当たり前じゃなかったことに自分から気づいて
ありがとうと感謝の言葉を言うようになってみたり。
祖母の家に母と引っ越してきたお孫さんにとって
単に部活を頑張りやすい環境になっただけでなく
日常生活でも良い変化がたくさんあるようでした。
何より娘と孫と三世代で同じ家に暮らすようになって
大変といえば大変だけど本人が頑張っているから
同じ夢を一緒に見る喜びをもらっているとも伺いました。
お祖母ちゃん子だった私も祖母と同じ家の中で
一緒に暮らして育ったのはありがたいことでした。
このお孫さんもきっとそう思う日が来ることでしょう。
そしてこの方が娘と孫と共に暮らした三年間が
キラキラしていて充実した佳き日々だったなぁと
感じられるステキな時間になることを願っています。