「法然と極楽浄土」を初日に参拝

2024年4月18日(木)

240418
一昨日の火曜日から東京国立博物館の平成館で
浄土宗の開宗八五〇年を記念して開催される
特別展の「法然と極楽浄土」展が始まりました。

前日の月曜日がちょうど臨床仏教師の現場実習で
しかも幸いなことに上野で夜回りをしていたので
翌朝一番に観ようと思って開館前に行きました。

東京で展覧会があると大勢の人が来館するため
何時間も待たないと入れない印象があったのですが
30分前に着いたらまだ前から17番目でした。

事前にオンライン前売券を買って持っていると
当日券を買う列に並ばず開門してすぐに入れて
歩いて平成館に着いたときは前から2人目でした。

今回の一番のお目当ては修復されて初披露の
「阿弥陀二十五菩薩来迎図(早来迎)」でして
色鮮やかになったお姿を拝むことができました。

法然上人の御像や御影も一堂に会されていて
たくさんの貴重なお姿を拝むことができましたし
お目にかかったことのない自筆消息も拝謁できました。

源智上人が発願して建立された阿弥陀如来立像は
会期中の後期に展示される予定になっていたので
残念ながら今回は拝むことができませんでした。

それでも東京会場の特別展ということもあって
関東のお寺やお祖師さまに縁のある貴重な展示を
拝むことができたのはありがたいことでした。

一昨日は広島に戻ってからの予定が入っていたので
人混みをかきわけながら時間を気にしながらとなる
ことが気がかりでしたが思いのほか空いていました。

おかげで自分のペースで見て回れたので幸いでした。
恐らく平日だとそれほど混み合わないと思います。
ぜひ時間を設けて展示に行くご縁をつくってください♪