臨床仏教師現場実習夜回り編-11
2024年4月16日(火)
昨夜はひとさじの会が行っている夜回りがあって
臨床仏教師の現場実習として参加してきました。
二週間前に咲き始めていた桜はほぼ葉桜でした。
夜回り前の準備をする活動の場所に着いたら
思いがけない後輩のお坊さんたちが来ていて
偶然の再会にお互い不思議なご縁だと驚きました。
どういう巡り合わせなのかは分かりませんが
同じ場所で同じ時間にタイミング良く居合わせて
出逢う巡り合わせってホントご縁なのでしょうね。
夜回りの準備としてお弁当セットに入れて配る
マスクや飴やクッキーなどを袋詰めしますが
今回からカイロを入れないという方針でした。
前回は花冷えというように夜は寒かったので
袋詰めにカイロも入れてたセットを配りましたが
日中が4月とは思えない夏日の暑さでしたから。
それでも念のためとカイロを別に手持ちにして
欲しいという方がいらしたら渡せるようにと
準備していましたが誰も欲しがりませんでした。
寒さが緩んできて温かくなるとホッとするのか
強ばった身体が緩んでくると心も緩んでくるのか
夜回りでご一緒した人たちとの話もはずみました。
これから夏に向かって湿度も気温も高くなると
暑さの疲れや湿気の不快感が強まってくるので
今度は話す気力が萎えていきがちになります。
そう思うと吹いてくる夜風の程良い涼しさが
巡り歩くのにちょうど心地よい季節でしたね。
束の間の気持ちよさっていうのも諸行無常ですね。