桜舞い散る知恩院の慶讃法要に

2024年4月13日(土)

240413
浄土宗の総本山知恩院で今月7日から14日まで
浄土宗開宗八五〇年慶讃法要が執り行われていて
本日午後の中四国地区が受け持つ法要に出仕しました。

知恩院の桜は開花が早かったと思ったのですが
葉桜になりながらも咲いた花が幾らか残っていました。
でも風に吹かれて舞い散る桜吹雪は見納めでしょうね。

雰囲気を味わいたくて早めに登嶺して支度を済ませ
慶讃法要が行われる御影堂の廊下を巡っていると
涼しい風が吹いて五色の幕が大きく揺れていました。

赤い毛氈が廊下の真ん中に敷き詰められていて
左手の紫の幕も頭上の五色の幕も風に揺られて
慶讃法要に相応しいおめでたい雰囲気でした。

外国からの観光客の一人がカメラを上に向けて
風に揺らぐ五色の幕をずっと撮影していたので
私も真似て廊下の端からスマホで撮ってみました。

初夏の到来を思わせるような快晴の陽気のため
冬の衣姿では暑すぎるかと思っていましたが
カラッとした風が吹いてくると涼しかったですね。

浄土宗開宗八五〇年という節目の年の慶讃法要に
増上寺でも大先輩のおかげでご縁をいただけたし
知恩院にも出仕要請のおかげで参列できました。

増上寺には増上寺ならではの雰囲気があったし
知恩院には知恩院ならではの雰囲気があって
両方の雰囲気を味わえたのはありがたいことでした♪