知恩院へ寄って出逢ったご縁

年度末の会議で先週末に京都へ日帰りしました。
広島駅も新幹線も京都駅も大きな荷物を持った
たくさんの観光客でごったがえしていました。

時どきお寺に来て本堂にお参りくださる方から
知恩院が出しているリーフレットを欲しいけど
手に入るか頼まれたので会議前に立ち寄りました。

今年は法然さまが浄土宗を開いて８５０年なので
毎年４月に行われる法然さまのご命日法要の前に
開宗８５０年を記念する慶讃法要があります。

あちこちで記念の法要に向けた準備が行われていて
伽藍には五色の幕や紫の幕などが吊られていたり
テントを張っていたりと準備が進められていました。

一番大きな御影堂の前には角柱が立っていました。
御影堂のなかにお祀りしている法然さまの像から
五色の糸がつながっている結縁念仏柱だそうです。

久しぶりの知恩院参拝だったので頼まれていた
寺務所でリーフレットを分けてもらったあとで
法然さまの御廟にも登嶺してお墓参りしました。

登ってくるまでの間に少し汗ばんだのですが
東山から吹いてくる涼しい風が心地よくて
しばらく木魚を打ちながらお念仏しました。

御廟を降りようとしたら登ってこられたのが
輪番布教にあたっていらした先輩だったので
お目にかかれるご縁があって嬉しかったです。

時間の都合で御挨拶しかできませんでしたが
華頂山知恩院を降りて会議へ向かう道すがら
咲き始めたサクラにも出逢えて幸いでした♪