臨床仏教師現場実習夜回り編-9

昨夜はひとさじの会が行っている夜回りがあって
臨床仏教師の現場実習として参加してきました。
今月はお彼岸があったので後半が第４月曜でした。

桜の開花が平年よりも早くなりそうとの予想で
少しは咲いているかなぁと思っていましたが
昨夜の上野公園はまだ開花していませんでした。

もしかして見られるかなぁという淡い期待は
残念ながら打ち砕かれてしまったのですが
いつ開花しても大丈夫という用意はありました。

公園内にはあちこちに仮設のゴミ箱があるし
花見をする雰囲気をかもし出してくれそうな
提灯などの設えもすっかり準備されていました。

夕方まで雨が降ったり止んだりしていたので
路面やベンチはまだ湿っている感じでしたが
普段よりベンチに座っている人が多かったです。

園内を行き交う人もいつもより多いようで
桜がまだ咲いていないのに来る人が多いなぁ
と感じるくらい違った空気感が漂っていました。

噴水広場は屋台の準備も着々と進んでいて
テントがずらっと並んで車も出入りしていて
まもなく本格的に賑やかになるのでしょう。

夜回りで出会った人たちに話を伺ってみると
公園内を夜の居場所にしているという人には
落ち着かなく感じるという声が多かったです。

夜回りの活動に携わって路上の方に触れると
桜の時期はしばらく夜遅くまで騒がしいので
皆さん難儀されるかも…と思う自分がいました。

触れる世界が変わると目に映る世界も変わる
というのを夜回りの活動のなかで感じています。