昔を思い出して偲んで語る

2024年2月17日(土)

240217
ご法事のあとで亡き方の思い出話を伺いました。
亡き方は施主さま姉妹の真ん中に生まれた男の子で
お母さまは幼い頃から可愛がっていらしたそうです。

お母さまは男の子を特別扱いされていたようですが
施主姉妹にとってはだから不満だというのではなくて
それがあの当時は普通に思っていらしたことだとか。

亡き方は姉と妹の間にいらした弟でも兄でもあって
姉にとっての弟の話と妹にとっての兄の話では
それぞれに違った思い出を覚えていらっしゃいました。

また当時にしては珍しく中学受験をされていたことや
進学先が自分に合っていたとか合わなかったとか
そこから姉妹お二人の思い出話になっていったり。

お母さまとの思い出やお父さまとの思い出についても
初めて伺うようなエピソードに話が及んでいって
ご家族のストーリーをたっぷり聴かせていただきました。

「あっちで三人で笑って見ていてくれますかね」
とポロッと尋ねられたので「きっとそうでしょう。
喜んでおられると思いますよ」と答えました。

施主さま姉妹二人の記憶のなかにはたくさんの
三人との思い出が詰まっていらっしゃいました。
また次は違った出来事を聴かせていただきたいです。