意見対立から相互理解への道のり

2023年12月1日(金)

231201
お二人のご婦人とおしゃべりしていたときの話です。
どちらもご自分の考えをはっきり持つタイプで
自分の意見をしっかり言うことができる方でした。

お天気の話にはじまって話が転がっていくうちに
お一人が受けた手術をもうお一人がためらっていて
お互いの意見が真逆である話題になりました。

どちらも相手の話を否定はされませんでしたが
相手の話をそのまま受け止めるというよりも
自分の考えを認めてほしい想いが強いようでした。

衝突してどうにもならない訳ではなかったですが
どちらかが引くまで押すのが止みそうにないので
私はお二人の話を交互に受け止めるのに徹しました。

私を引き込んで優勢な状況にしたそうでしたが
どちらの肩も持ちすぎないように配慮しながら
相手の話を受け止めてもらえないかと試みました。

残念ながら違いを受け止めてもらうには至らず
でも相手の話は理解はしていただけたようなので
ほどほどのところで違う話題に移ることにしました。

相手の考えや意見を変えさせようとはしないで
お互いに受け止めて聞くようにしてもらうって
対話の場面ではない状況ではなかなか難しいですね。

無理矢理に相互理解を押しつけるのも違うし
もっと修行が必要だなぁと感じたひと時でした。