差別や人権の話からコテンラジオに

先の浜田市での研修会二日目の朝一番の講義で
差別と人権に関する話題が取りあげられたのですが
話を聞いていてコテンラジオを思い出していました。

人権とは何かという説明が冒頭にあったのですが
(9)フランス革命と(21)宗教改革のシリーズを聴いているので
あぁあの辺りの話だなとパッと頭に浮かぶんですね。

もちろんコテンラジオが全てではないとはいえ
歴史的経緯を知っているのと知らないのとでは
人権と聞いて思い浮かぶ深さが全然違うと感じました。

差別といえば最新の(44)シンドラーのシリーズもですが
遡ると(8)ヒトラーに始まり(10)ガンディーもあれば
(16)ヘレン･ケラーとアン･サリバンもあります。

(23)エリザベス１世でも7話目で差別に言及しているし
(37)障害の歴史や(38)社会福祉の歴史にいたっては
今まで聞いたことないほど整理されたすごい話でした。

これだけ聴き続けていると自分の中に積みあげられた
歴史的な知識の断片をタグ付けして拾い出せるように
似たような構造や事象を見出せるんだなと思いました。

自分や仲間とは異質なものを排除したいというのは
誰しも本能的に自然な反応としてやってしまうので
自分の線引きをどう認識するのかが大切になってきます。

そして排除や差別をしないよう心がけていくためには
過去にあった出来事を学んで知っておくことが必要ですし
その状況に気づけるためには人文知が欠かせないでしょう。

といったことを頭に想い浮かべながら講義を聞いていて
みんなコテンラジオを聴いたらいいのにと思っていました。
まだ知らないという方はぜひぜひ聴いてみてください！

いい！と思った人は周りに人にも勧めて欲しいですし
永く続けてもらえるようにぜひコテンクルーに入りましょう！