機械式は維持管理が大変になる

2023年9月4日(月)

230904
広島市内にある墓園の方からご依頼をいただき
お葬式をご実家のある地元で済まされた方の
一周忌法要と納骨廻向をおつとめしてきました。

納骨堂に入られる予定だと聞いていたのですが
実際に墓園に伺ってみると機械式の納骨壇でして
一区画は5寸骨壺3つが入る大きさでした。

区画の箱に骨壺を納めて蓋をして中に戻したら
上の窓から家名が見えるよう自動的に運ばれていき
セットが完了したところで納骨廻向をしました。

この区画の箱を自動搬送する機械式の納骨堂は
箱を搬送する機械の部分が少しずつ傷んでいくので
年を重ねるほどに維持管理が大変になるでしょう。

たとえばエレベーターだと年々どこかが傷んで
修理しようにも部品がなくなってしまったり
大幅な部品入れ替えが必要になったりするのように。

骨箱を自動で搬送してくる機械式の納骨堂も
年を重ねると傷む箇所が次々と増えていくので
維持していくだけで大変になると思います。

新しく納骨墓を探そうと思っておらえる場合は
維持管理が年々難しくなる機械式搬送システムは
リスクを考慮したうえで決めるようご検討ください。