緩和ケア病棟でグリーフの話を
2023年9月2日(土)
今日は広島共立病院の緩和ケア病棟で開催された
遺族会「青空の会」に講話の講師として招かれて
30分ほどお話をするご縁をいただきました。
これまで半年ごとに遺族会を開催されていたのが
コロナ禍になって開催が見送られていたそうで
4年ぶりにこの「青空の会」が実施されました。
昨年10月に招かれた医療福祉連携フォーラムで
ハチドリ舎の安彦さんと一緒に登壇した講演を
聞いていらした看護師さんからのお声掛けでした。
昨年4月から今年3月までの間にこの病棟で
ご家族をお見送りされたご遺族が招かれていて
医師や看護師やスタッフさんも参加されていました。
当初は法話をしてくださいということでしたが
大切な人をなくされている皆さんが対象なので
グリーフについて知ってもらう内容にしました。
最初にグリーフは悲嘆だけではないという話をして
普段お葬式をおつとめするご縁があったとき渡す
「大切な人をなくしたあなたへ」という紙を配りました。
2011年に尾角光美さんの講演で紹介された
大切な人をなくした人のための権利条約に加えて
できることというメモを付け加えたものです。
講演のあとでお互いに語り合う時間があったので
私もぜひ一緒にどうぞということでグループに入れていただき
皆さんのさまざまなお気持ちを聴かせていただきました。
ぜひ定期的に話を聴いてもらえたらありがたいということで
私としてもお手伝いできることがあればしますと答えました。
まだどうなるか分かりませんがご縁があることを願っています。