バービーの世界観についていけず

バーベンハイマーという別映画との抱き合わせや
コラボしたツイート画像が物議を醸したりしている
バービー人形の実写映画『バービー』を観てきました。

女の子の気持ちが分かるから男は観たほうがいい
という口コミを聞いたので興味津々だったのですが
実際に映画が始まったらエブエブを思い出しました。

2001年宇宙の旅やマトリックスはともかくとして
他にもいろいろなオマージュがあるかと思いますが
知らない人には響いてくるものがないんですよねぇ。

ブラック・ユーモアも盛りだくさんだったようですが
アメリカン・ジョークについていけず笑えなかった
ロサンゼルス時代に感じた文化の違いを思い出しました。

男性社会だとか男女格差だとかフェミニズムだとか
マジョリティーだとかマイノリティーだとか
問題提起もあったかも知れませんが響かなかったです。

何も考えずに楽しめたらいいなぁと思っていましたが
バービー人形の世界観にも引き込まれませんでしたし
映画全体の世界観には没入することができませんでした。

セリフに込められたメッセージがありそうなのですが
どうしても私には何が言いたいのか伝わってこなくて
最初から最後まで頭の中が「？？？」でした。

この映画の面白さを解説してもらいながら観たら
面白いと感じる映画のジャンルが広がるかなぁ…