思いがけずサーロー節子さんに
2023年8月1日(火)
お盆参りで思いがけずサーロー節子さんに逢いました。
たまたま親戚のお宅へ滞在していらしたところで
そのお宅のご家族と一緒に棚経にも同席されました。
ご実家が浄土宗だったそうで子どものころには
お祖母さんについてお仏壇にお仏飯をお供えして
朝のおつとめがすんでから朝食となっていたそうです。
だからお祖母さんとずっと一緒におつとめしていた
浄土宗の日常勤行で唱えるお経も覚えているそうで
子どものころを思い出してとても懐かしかったようです。
後に縁あって今はプロテスタントでいらっしゃいますが
今でも「我建超世願必至無上道…」と唱えられるし
浄土宗のお経もお念仏も心の中に刻まれているそうです。
ずっと毎朝お仏壇の前で朝おつとめする生活だったのは
今でもとても大きな心の支えになってくれているし
ご先祖さまを思う気持ちを大切にされているそうです。
そうした仏教的な日常生活がしみついていながらも
流川教会の谷本清牧師さんの献身的な活動に触れて
社会学の道に進もうと思ったということでした。
ステキな大人の後ろ姿を見ることができたので
自分の進む道をこれと決められたご自身の体験から
若い世代にも佳きご縁があるよう願っているそうです。
私はもうそんな若いとは言える年齢じゃないですが
思いがけずサーロー節子さんのお話を聴かせていただく
ご縁をいただけた不思議さと有り難さに感動しました。