お仏壇のなかに置かれている写真

2023年7月8日(土)

230708
亡くなった翌年が一周忌で2年目が三回忌でして
その次は6年目の七回忌までご法事の間があきますが
3年目のご廻向を頼まれてお宅にお参りしてきました。

お仏壇のなかに写真を置いているお宅はよくありますが
ここのお宅のお仏壇は故人さまのお写真ではなくて
京都の菩提寺さまにあるお墓の写真が安置されていました。

お仏壇に写真を置いていいか質問されることは結構あって
そこに写真があることで手を合わせる気持ちが進むようなら
どうぞ置いてしっかり手を合わせてくださいと伝えています。

お仏壇のお位牌を故人さまと思って拝むよう伝えていますが
写真の方がよりその場にいらっしゃるように感じるので
きっと写真がある方が手を合わせやすくなるだろうと思います。

でもここのお宅では故人ではなくお墓の写真がありました。
お墓参りのため京都まで行こうと思ってもさすがに遠いので
気持ちだけでもお墓参りするつもりで拝んでいるそうです。

ちなみにそのお仏壇は階段を上がった2階に置いてあるのですが
1階にある居間には小さな仏さまと故人さまの遺影があるので
居間で亡き方といつも一緒に居るように過ごされています。

心の中にいらっしゃる亡き方といつも一緒に生きていて
気持ちは毎日お墓参りするつもりでお仏壇に手を合わす。
そんな自分なりのご供養というのもステキだなぁと思います。