使いたい人に譲っていけたら

ご実家のマンションに買い手が見つかって
明け渡すのでお仏壇の閉眼供養を頼みたい
とのことでお参りして閉眼をしてきました。

亡き奥さまのためお父さまがご用意された
お仏壇を開眼供養するためにマンションへ
伺ったのが今から約１０年前のことでした。

まだ十分に使うことができるお仏壇ですが
お二人のお子さまのお住まいには大きくて
引き継いでお守りをするのは難しいそうで。

お仏壇の本体はあきらめるしかないけれど
ご本尊さまとお位牌だけは今のお住まいに
持っていきお守りを受け継がれるそうです。

次に住むご予定の方が内覧に訪れたときに
置いてあるお仏壇を引き受けられるのなら
ぜひ残してほしいとご所望されたそうです。

お仏壇本体も受け継いで使っていただける
ということでお父さまはきっとホッとして
安堵しておられるのではないかと思います。

使わなくなったモノを使いたいという人を
探してマッチングして譲れるということが
もっと普通にできるようにならないかなぁ。